定年退職後の就職について

定年退職後の就職について

定年退職後の就職についてですが、
まずは、失業保険受給の手続きしておきましょう。

勤務年数に応じて、失業保険をもらうことができますので、
じっくりと自分に合った再就職先を探してください。

失業保険の被保険者期間が5年以上あった場合、
60歳以降の賃金が60歳時点に比べて、
75%未満に低下した状態で働き続けると、
高年齢雇用継続給付金が支払われることがあります。

65歳になるまでもらえる可能性があるので、
再就職で収入が低くなってしまったときには、
対象になるかどうか確認してみるといいでしょう。

専門職での経験や特殊技能がないと、
定年後の再就職は難しいかもしれません。

定年前の地位や収入などに固執せず、
柔軟な姿勢で就職先を探す必要があります。

多少、収入が低くなっても、アルバイト的な仕事に就いて、
趣味を中心とした生活をするというのも、
一つの生き方ではないでしょうか。

また、定年退職後の就職活動が上手くいかなくても、
悲観的にならないように気をつけてください。

それまで仕事に熱中してきた人ほど、
無力感や喪失感に囚われてしまいがちですが、
再就職先が簡単にみつからない人の方が多いのです。

自分を採用してくれる会社に出会えるまで、
気長にがんばりましょう。

定年退職後の就職活動の前に、
一度、自分の健康状態を人間ドックなどで
しっかりチェックしておくのもいいかもしれません。

定年退職後は無理せず、ほどほどに働けるような就職先を探して、
適度に働くというのが、健康のためにはいいと思います。